「ストラテジー&リサーチ・リテラシー」第7回講義を行いました

 2021年11月8日(月)にストラテジー強化フェーズ「ストラテジー&リサーチ・リテラシーゼミ」(担当教員:西尾尚子・林靖人・勝亦達夫)の第7回講義が行われました。

 今回の授業テーマは「フィールドワークリテラシー」でした。

|フィールドワークリテラシー

 授業前半では、11月20日(土)に予定している塩尻市でのフィールドワークに向けて、林先生からフィールドワークリテラシーについて講義を受けました。まず、フィールドワークの意味について学び、それは「事実をストレートに受け止めること」、「先入観を持たないこと」「一歩引いて物事の背景を洞察すること」だと分かりました。

 次に塩尻市でのフィールドワークの目的を聞きました。その一つ目は「塩尻市のリアルのインプット」。つまり塩尻市の空気感などの文字や写真からは感じられないものを感じ、塩尻市の特徴を経験知として刻む、ということです。その上で何か問題を見つけたり、これまで問題だと思っていたことを深掘りしたりすることまでが一つ目の目的です。二つ目は、「PBL(Project Based Learning)能力の獲得」。PBLとは、「問題を基軸に置いた学習」を指します。ここで重要となるのが、自分とあまり関係の無い場所の問題を「自分事化」することです。林先生は「自分ではない人や場所の問題を他人事として扱うのではなく、自分自身にとってどのような意味を持っているのか等を考えてほしい」と話されていました。この他にも、フィールドワーク計画の立て方や「『問題』と『課題』の違い」、それらの把握方法など、探究活動をする上で理解しておくべき事柄について学びました。

 この後には、ここまでの授業内容を踏まえて「問題と課題設定」のペアワーク演習をしました。演習は次のような内容でした。①自身に起こっている問題を一つ挙げる。②自分と相手の問題の状況を、5W1Hを意識して書くことで把握する。③互いの問題の原因を把握する。この演習には「仮説を作って質問する」や「自分の考えていることと起こっていることを分ける」などインタビューの基本が詰め込まれていました。

 最後はフィールドワークの心構えや礼儀について聞き、実際のフィールドワークの際には今日の学びを生かしたいと思います。

|フィールドワークの計画

 授業後半はグループに分かれ、事前に調べて来た「奈良井区」「宗賀地区」の情報をもとに、フィールドワークの際に何に着目するか話し合いました。「この催しは何故行われているのか」「イベントの目的や目標は達成できているのか」など疑問を投げ合い、仮説を立てる作業が活発に行われました。そしてそこからフィールドワーク本番で注目すること、区長さんや支所長さんに質問することを話し合って決めました。

|終わりに

 本日は、フィールドワークの基礎となることを一つ一つ丁寧に確認し、当日のフィールドワークとインタビューが円滑に進むように練習と計画をしました。今日の講義内容を今日だけで完結させず、11月20日のフィールドワーク本番でも意識して、有意義な時間となるようにします。

writer:繊維学部 先進繊維・感性工学科1年
ストラテジー&リサーチ・リテラシーゼミ受講生
福島信明

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