「ストラテジー&リサーチ・リテラシー」第6回講義を行いました

 2021年11月1日に「ストラテジー&リサーチ・リテラシーゼミ」(担当教員:西尾尚子・林靖人・勝亦達夫)の第6回講義が行われました。今回は塩尻市地域づくり課の上村課長と上條様から地域コミュニティのあり方についてお話をしていただきました。

|塩尻市の現状

授業資料の一例

 地域づくり課では、地域コミュニティの中の特に自治組織に焦点を当てた地域づくりをしています。しかし塩尻市では年々自治会に関わる人々が減少しています。これは、住人にとって、自分が住む地域への関心が希薄になり、地域での出来事が他人事となりつつあるのが原因ではないかというお話でした。このまま自治会に関わる人が減ると、犯罪が起きやすくなったり、整備が行き届かなくなって町の魅力が損なわれたりする可能性があります。これを防ぐためには地域のことを自分事として考えることができる、地域の担い手作りが必要です。そのために、地縁コミュニティの再定義や、自治会などの制度の見直しが必要であるというお話を伺いました。

|地域を自分事として捉える

 さあ、ここで私たちゼミ生の出番です。

 地域に関心を持ち自分事として捉えるにはどうすれば良いのか?まず私たちが普段の生活で地域にどのように関わっているかについてグループで意見を出し合いました。ご近所の方とお話をしたり、地域の行事に参加したりするなど書き出してみると様々な方法で地域に関わっているということに気がつくことが出来ました。しかしここにあげた方法は地域に対して受動的に関わっている内に過ぎません。私たちが地域の出来事を自分のこととして捉えるためには地域に主体的に関わる事が必要になります。



 次に私たちが自治会に関わるためにどのように行動を起こせば良いのか、について話し合いました。地域で暮らす私たちが自治会に参加するための一歩として、回覧板や広報から情報を得ることや地域住民の人々と交流を深めることがあげられました。そして自治会の会場に繰り返し参加することで地域に対して自分の意見を持ち、行動を起こすことが出来るようになると考えました。このように考える人々が増えていくと住人が地域に関わっていることを実感できるのではないかと上村さんは話します。人々が地域を自分事として捉えるためのきっかけ作りがキーポイントとなるでしょう。

グループワークの様子



|今後の展望

 今回学んだ地域の人を巻き込むという視点は私たちが地域課題を考えていく上で重要なヒントとなるでしょう。11月20日のフィールドワークでは住人が地域に関わるきっかけを作り出すことに成功した、奈良井区と宗賀区を見学します。どのように地域に問題意識を持ち、行動を起こしたのかを学びたいと思います。

writer: 農学部 生命機能科学科 生命機能科学コース1年
ストラテジー&リサーチ・リテラシーゼミ受講生
浅田鈴音

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