「ストラテジー&リサーチ・リテラシー」第13回講義を行いました

2021.12.24

 2021年12月20日に「ストラテジー&リサーチ・リテラシーゼミ」の(担当教員:西尾尚子・林靖人・勝亦達夫)第13回講義が行われました。今回の授業テーマは「提案とエビデンス」です。


|グループワーク 提案を考える

 授業の前半は、地域コミュニティ活動の理想のロジックモデルを元に、塩尻市に提案したいこととその理由を考えるグループワークを行いました。私達A班では、地元の学生が地元に就職する流れを作っていくという提案、新しい産業・サービスを作るという提案、EV充電スポットを増やすという提案があげられました。そしてこれらの提案を絡め、EV充電スポット周辺にサービスを提供する場を設け、そこに地元の学生に就職してもらおうという提案へと1本化し、これを班としての提案としました。しかしこの提案は、「コミュニティの人々にどう届くか、どう影響するか」を考えづらいものであり、具体性に乏しく、最終的なゴールが見えづらいというご指摘をいただきました。コミュニティというテーマに沿った提案を考えるために、私達が考える理想のロジックモデルと現実のズレ(問題)を探求し、その問題をどうすれば解決できそうか、もっと自分事として捉え考えることが班にとっての大きな課題だと思います。

 他の班の発表では、市のHPを見やすくすることで情報の発信をスムーズにしようという提案や、回覧板をSNS化するという提案、マンホールに人気キャラクターを描き短期的に観光客を増やすという提案などが挙げられました。複数人の全く異なる提案を話し合いで取捨選択し、班としての意見を完成させるという作業はとても難しいものですが、どの班もまとまっていて驚きました。


|グループワーク 検証、エビデンスをどうやるか

 後半では、提案や仮説に欠かせない、エビデンスや検証による裏付けのやり方を考えるグループワークを行いました。これまでの授業で学んだインタビュー調査やアンケート調査もエビデンス収集に有効な手法であり活用したいと思います。他にも、裏付けとなるデータを集めるには、例えば過去の研究を探すことがあげられます。CiNiiやJ-STAGEをうまく利用して、必要な情報を集めたいと思います。アンケートを取る際にも、質問項目を練る為に、過去の研究を知っておくことは重要であるといえます。


|おわりに

 現状では、自分の班だけでなく、ゼミ全体で「小さくて具体的なコミュニティ」への影響や伝わり方が想像しづらい提案になっていると感じました。「コミュニティ」というこれまで学んできたテーマに沿った提案をしていくことが大きな課題であると考えました。

writer: 人文学部1年
ストラテジー&リサーチ・リテラシーゼミ受講生
大津陽紀

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